私のブログ、読みやすいと言えば聞こえはいいのですが、言葉の表現の仕方がちょっと子どもっぽい…。もっと知的な文章が書ければいいのになぁ。
そんな事を考えていると、ふと目に止まった『大人の語彙力ノート』。
さっそく読んでみました。
まずは、この本にかかっている帯に注目!
帯に書いてある言葉で、すでに初めて見る言葉が…
「ありていに言えば」、ぶっちゃけ初めて見ました。なんともお恥ずかしいです。
「ぶっちゃけ」は、ぶっちゃける(打明)を略した語。隠すことなく語るという意味です。
ドラマ「GOOD LUCK!!」でキムタクが、よく使っていたセリフですね。
それから一般に浸透したそうです。
この「ぶっちゃけ」の言い換え表現が「ありていに言えば」です。
「有り体(ありてい)」は、ありきたりなこと、ありふれたことのほか、ありのままであること。漢字で書けばなんとなくわかりますね。
「有り体に言えば」は、「隠すことなく」という意味です。
もっと言い換えると、「率直に言うと」とか「ざっくばらんに言うと」とかがあげられます。(P.26)
他にもまだまだ参考になる「言い換え表現」がたくさん載っています。
私が一番参考になったのは、第5章のメール・口グセで自分を下げない「同じ言葉の繰り返しをなくす」語彙力ノートです。
ブログを書いていると気になるのが、「思う」を多用しているということです。
今までは、「思う」を続けて使っているな〜と感じると、「考える」に変えてみたりしていました。
この本によると、「考える」は筋道を立てて客観的に判断することで、その過程に重きが置かれます。「思う」は、物事を理解したり、感受したりするために心を動かすことで、具体的な内容に重きが置かれ、主観的、感情的な要素が入ります。
要するに、個人的・主観的な事柄の場合は「思う」、筋道立てて論理的・客観的に頭を動かしているときは「考える」を使います。
へぇ〜、勉強になりますね。
では、「思う」を言い換えるとすると、どんな言葉があるのでしょう。
この本に紹介されているのは、「理解する」や「信じる 信じ込む」などです。その他にもたくさんの言い換え表現があり、例文もあるのでわかりやすく記載されています。
これからはいろんな表現を使ってみたいです。
あとは、「すごい」とか「かわいい」とか「おいしい」なんかもよく使います。
それらをどう言い換えれば大人な文章になるのか、詳しい説明とともに例文もあって、文章を書くときに参考になること間違いなしです。机の上に1冊は置いておきたい、そんな本です。
みなさんも、一家に1冊、いえ、1机に1冊、置いてみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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