キッチンでのお悩みの一つに生ゴミの問題がありますよね。
特に夏場は、生ゴミを放置しておくと、すぐに臭ってきたり、害虫の発生源になる事も…
そんな生ゴミの悩みが解決できる設備として「ディスポーザー」があります。
我が家のマンションにもディスポーザーは標準装備、購入の決め手の一つでした。
そんな便利な「ディスポーザー」ですが、やはり電化製品なので寿命というものがあるのです。
今回、交換のキャンペーンの案内があったので、思い切って交換することにしました。
ディスポーザーとは?
ディスポーザーとは、シンクの下に設置する生ゴミ粉砕機のこと。
生ゴミをシンクにためておく必要がなくなるので、三角コーナーが不要になってシンクが広く使えます。また、生ゴミをすぐに処理できるので衛生的です。
ディスポーザーの歴史は古く1927年、アメリカの建築家であり発明家のジョン・ハムス氏が夫人のために生ゴミ処理機を作ったのが始まりです。
ハムス氏の活躍は発明に留まらず、10年後の1938年にInSinkErator社を創業し、世の中にディスポーザーを広めました。
日本でディスポーザーが普及され始めたのは、1970年代だと言われています。
しかし、当時の下水処理施設は都市部の一部しか普及しておらず、ディスポーザーの設置は自粛されていきました。
下水道や合併処理浄化槽の汚水処理設備の普及した現在では、国土交通省が北海道旧歌登町で行ったディスポーザーの社会実験の結果報告により使用自粛を解除しニュートラルな立場となっています。
安全性と利便性が確認され、今ではキッチンの人気アイテムの一つになっています。
ディスポーザーの交換
今までついていたディスポーザーは日本ゼスト製、入居当初から使用しているので、かれこれ15年は過ぎています。
今まで故障したこともなく、内部にサビ等もないのでまだまだ動きそうですが、ディスポーザーは電化製品、とうに寿命(7年くらいらしい)を超えているため、いつ故障してもおかしくない状態です。
ちなみに日本ゼストはすでに倒産しているので、故障しても修理はできません。
しかも、最近、ニオイが気になってきました。
きれいに掃除しているつもりでも、粉砕された小さな生ゴミが機械の隙間に蓄積されてニオイを発生しているのではないでしょうか。
ニオイの悩みから解放されるはずのディスポーザーなのに、これでは意味がない…
そんなこともあり、交換することにしたのです。
今回のキャンペーンで対象のディスポーザーは、自動給水タイプと手動給水タイプの2種類。手動給水タイプの方が2万円ほどお安いです。
迷わず手動タイプをチョイス。
自動だと自分で調節できないしね~(本当はお金の問題…)
自動だとなにかと故障の原因になるしね~(本当は…)
工事にかかった時間は40分程度でした。
左がビフォー、右がアフターです。
壁についていたスイッチがなくなり、変わりに生ゴミの投入口の蓋がスイッチになります。
使い方は、蓋を外して生ゴミを入れ、蓋を閉めて水を出して、蓋(スイッチ)を回してオフからオンにします。1分間で自動で運転が止まりますが、生ゴミの処理が終われば(音でわかります)蓋を回してスイッチオフにします。止まってからしばらく(10秒程度)は水を流したままにしておきます。その後、水を止めて完了です。
連続投入できなくなったので、少し使い方が変わりますが、慣れれば問題ないでしょう。
投入口が少し広くなって、深さが浅くなったので、掃除しやすくなりました。
(以前は手が入らないし、深かったので苦労しました…)
なによりニオイがなくなってうれしいです。
シンク下はこんな感じ。
ビフォーの写真がありませんが…
本体の大きさはあんまり変わらないですね。
今までどおりのモノは収納できます。
シンク下の収納を戻したらごっちゃりしました。
これも今までと変わらずですね。
使っていない洗剤があるので、処分します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。