最近、すっかり忘れています。
そう、断捨離のことです。
正確には、忘れてはいませんが、ヤル気がなくなっているという状態です。
やらなきゃ…と、いつも頭の片隅に引っかかっている感じ。
あ〜、そういえば、「住まいのダイエット」が終わったから?と、言い訳してみる。
いやいや、そんな事で済ませてはいけないのです。
ヤル気をアップさせようと思っていたら、1冊の本が私を呼んでいました。
「きちんとしなきゃ」に、縛られていませんか?
体のダイエットも停滞気味…
ここで、住まいも体もスッキリするために、まずは、ヤル気をアップしようと、本屋さんへ行きました。
そこで、1冊の本が目に留まりました。
やましたひでこさんの『モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離』
「きちんと家事ができていない」と後ろめたさを感じている
「いつかやろう」と思っている家事が先延ばしになっている
片づけても片づけても部屋が片づかない
本書はそんな、あなたのための本です。
本を開いたところに書いてある言葉。
私のための本だ~! と、即、購入してしまいました。笑
子どもたちには、「また断捨離・・・」と言われてしまいましたが、私は負けません!
今日から、また新たな断捨離が始まるのです。
改めて、「断捨離」とは
モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離 でのモットーは、「家事を愉しく面白く」。
家事を面倒で大変なものにしている、ありとあらゆる「思い込み」を断捨離することを目的として書かれた本です。
では、「断捨離」について、基本をおさらいします。
- 断・・・なだれ込むモノを「断」つ
- 捨・・・いらないモノを「捨」てる
- 離・・・「断」と「捨」を繰り返し、モノへの執着から「離」れる
「断捨離」とは、自分とモノとの関係を問いただしていくトレーニングです。
断捨離は「捨てる」に焦点が当てられがちですが、じつは断捨離することで「拾っている」ものがあるそうです。
それは「間」、つまり心のゆとりです。
モノには必ず、維持管理という「手間」と「時間」と「空間」がくっついています。
人間は、手間のかかることを面倒くさいと思うものです。余計なモノを捨てることによって、余計な手間が省け、そして、時間と空間という「間」が戻ってきます。
断捨離を通して、思い込みを捨て、手間を減らし、身も心も軽くなるために。
この本を読んで、トレーニングしていきましょう。
「家事の常識」を断捨離する
その1 「収納」では片づかない
「収納」こそが家事を大変にしている・・・衝撃の事実です。
モノを収納したら、散らかった部屋が片づくと思っていませんか?
ごちゃごちゃしたモノを収納グッズで分類しようとしていませんか?
断言します。「収納」で問題は解決しません。
収納グッズ、大好きです。我が家にあるのはほとんど100均の収納グッズですが、これを無印良品のモノに変えればもっと素敵になるだろうなぁ・・・
なあんて、考えています。
今、私がしなければいけないことは、収納グッズをおしゃれなものに変更することではなく、
- モノを減らす。
- モノを絞り込む。
- モノを選び抜く。
つまり、断捨離です。
その2 家事に後ろめたさを持たない
雑誌やブログを見ていると、家事も子育ても完璧にこなしている素敵なママさんがたくさんいます。
それに比べて私は・・・何にもできてないじゃない!
ずっと後ろめたさを感じています。
本書では、「もっと手を抜こうよ」と言ってくれています。
「よき母」「よき主婦」という他人の目、「がんばる=エライ」という意識を断捨離しましょうと言ってくれています。
その3 「まとめ家事」の落とし穴
平日のご飯の支度を楽にしたいから、週末にまとめて作り置き・・・憧れます。
けれど、私にはどうしてもできませんでした。
週末に一気にたくさんの食材を用意して調理することが、できません。
ダメな主婦だなぁ~、と思っていましたが、この章を読んで、「ダメな主婦じゃないんだ!」と救われた気持ちになりました。
やましたひでこさん、ありがとうございます!
家事は、「こまめ家事」が鉄則。
「こまめ家事」も苦手なんですが・・・
やっぱりダメ主婦なのかも・・・
その4 献立はいらない
う~ん、この章は正直、子どものいる家庭にはちょっと無理があるかな、と思いました。
だって、やっぱり子どものためには、自分が食べたいものばかりを作るわけにはいきませんし。
冷蔵庫にある食材で作らなくてはいけない日もあります。
スーパーで安売りしていたら、やっぱり買ってしまいます。
なので、参考程度に読み流し・・・
その5 節約をしない
節約する思考を持っているから、節約していかなければならない人生になってしまう。その思考をまず断捨離してほしいのです。
ガ――――ン! 目から鱗です。
今すぐ、節約する思考を断捨離します!!!
いるモノはいる。いらないモノはいらない。
今の自分の素直な欲求がわかっていればムダ遣いにならないのです。
その6 家事の動線を考えない
家事動線、一連の作業をなるべく近くで済ませて使いやすい家が理想です。
しかし、本書では、この動線をも考える必要がないと言っています。
動線よりも考えなければならないのは、「アクション=手間」です。
手間をなるべく少なくすることを一番に考えましょうというものです。
同じ「ひと手間」をかけるなら、最初に「ひと手間」かけておきましょう。
例えば、買う時についてきた袋や箱は、直ちに処分しましょう。
我が家でも、買ってきたトイレットペーパーはすぐに袋から出して、トイレの上部の棚に入れています。こうすることで、使いたい時にさっと使えるのでストレスフリーです。
まとめ
いつの間にか正しいと思い込んでいた「家事の常識」。
断捨離してモノを減らして、家事の常識も断捨離して、家事の手間を減らしていきましょう。
そうしてできた時間と心の余裕を存分に愉しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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