大阪万博の年に生まれた私は51歳。
「人生100年時代」となった現在、
51歳といえば人生の折返し地点です。
残り半分の人生、やってみたいことはこの際、やってみよう!
と思い立ち、ずっとやってみたかった「きもの生活」を始めてみることにしました。
母の着物
私の母は、京都の人ということもあり、着物をよく着ていたようです。
結婚式や入学式、卒業式などのセレモニーの時はもちろん、お正月やお祭り、はたまたちょっとお散歩に、という時なんかにも着物で街を歩いたりしていたそうです。
京都って着物が似合いますもんね。
そして、着物で歩いている人口も多い気がする。
とにかく、生活の中に着物は普通に存在していたそうです。
ただ、大阪に引っ越してきてからは、セレモニー以外で着ることはなくなったなぁ、とちょっぴり寂しそうでした。
なので、実家の箪笥には母が昔着ていて今はもう着ることがなくなった着物がたくさん眠っております。
そんな着物を母とひとつずつ見ていたら、なんとかこの着物たちを着ることはできないだろうか、という気持ちがフツフツと湧いてきました。
でも、ひとつ問題が…
私と母の身長差は10センチ。もちろん私の方が大きいです。
母の着物は当然ながら母にあわせて作られたもの。
私が着るには丈がすべて短い…
やっぱり諦めるしかないのかなぁ…
と、思っていた時、みつけちゃいました!
丈の短い着物でも着ていいんだよ!というブログを!!
「きものすなお」という着付講師すなおさんのブログです。
対丈(ついたけ)というのは着丈と同じ寸法の丈のことで、おはしょりが出ない着方になります。
長襦袢や、男物の着物は基本的に対丈に仕立てるそうです。
女性の場合は一般的に着丈よりも長めの寸法で着物を仕立てて、おはしょりを作って着物を着ます。
身丈の短い着物をおはしょり無しで着ることもでき、それを「対丈で着る」と言うそうです。
いや~、知らなかった~
この着方なら、母の小さな着物も着ることができそうです。
と、いうことで…
さっそく着てみましたよ!
この着物は、母がよく着ていたものだそう。
なるほど、とても着やすいです。
ウールの単の着物。
そしてもう一つ。
あらら、ちょっと胸元にほつれが…
ま、練習ですのでOKでーす。
まずは前で結べる半幅帯でチャレンジ。
1枚目と2枚目の帯は同じモノで表裏で結んでみました。
帯締めなんぞも締めてみたり…
それにしても、自撮りは難しいですね。
どうすればいい感じで撮れるのでしょうか?
長襦袢を買ってみた
対丈の着方のコツを教えてくれたすなおさんはYouTubeもされています。
本の説明では帯の結び方がイマイチわかりづらかったけど、すなおさんの動画でなんとか結ぶことができました。
最近はすなおさんのYouTubeを見て過ごすことが多いのですが、そこで紹介されていた長襦袢に眼が釘付けになりました。
この長襦袢があれば、肌襦袢・裾除けはいりません。腰ひもも伊達締めもいりません。この長襦袢の上に着物を着るだけ。
なんと簡単な…
しかも!衣紋がキレイに抜ける〜!
すばらしい!
さらにこの動画を見たら夏用の替えの半衿がおまけでもらえる!すご!
ちょっとお高い買い物でしたが、納得のいくお買い物でした。
きもの初心者の方や衣紋の抜き方がわからへん!って方、夏の浴衣も着物チックに着たいという方におすすめです。
せっかく買ったのだから、どんどん着物を着てみようと思います。
まんまとハマっちゃいましたかね〜。
でも、とてもウキウキしています、私。
なんかコロナコロナで気分が盛り下がっていたので、久しぶりにいい気分です♪
またまた実家から着物をいくつか持ってきたので、楽しみが増えました。
あとは写真の撮り方を研究せねば!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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